投稿日時 2013-07-24 22:58:35 投稿者 こぎつね このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
投稿者コメント | |
お能を見る前に演目について調べて予習してたのですが、すごく細かく解説書いているブログがありまして今回はそのお陰で隅々まで味わえたのです。 あらすじだけでも楽しめましたが、細かな台詞がこれまた本当にかっこいいのです!これは予習してて良かった!と舞台見ながらニマニマしました。 特に良かった場面 少女を帰せ いや帰さんと言い合う居士と人買いの二人 人買い「さやうに承り候はば拷訴致さう 居士「拷訴といっぱ捨身の行! 人買い「命を取らう! 居士「命を取るともふっつと下りまじい!! 「拷訴」=「ごうそ」は罪人を責めつけること。痛めつける、と言えば「それは捨身の行(であるから望むところ)」と答えられ、ついに「命を取らう」という所まで言葉がエスカレート。それでも居士は舟より下りようとはしません。 両者結構ドスのきいた声で、言葉尻に被せるようにして言い合うので、迫力がハンパない!! 「ふっつと下りまじい!」のあたりが丁度この絵の場面です。人買いの目の前でどっかと座りこむ自然居士。 (ただ記憶だけで描いたのでこんな動きじゃなかったかもしれませんが) 切ったはったしてる訳ではないのに、それくらいの迫力がありました!! まだまだ色々語りたいけど語りきれないかっこよさがありますので! もしネタバレ厭わないわ!って人いらっしゃったら是非「自然居士 ぬえ」で検索して能楽師ぬえさんのブログでの演目解説読んでみてください。 舞台での台詞から動きから流派による違いまで、かな~り詳しく書いてます。 |
||
最大化 | アクセス解析 | ユーザ情報 |
▽この画像のトラックバックURL▽(トラックバックについて) |