最大化(Full Version) | トラックバック | ユーザ情報 | お気に入り画像登録


画像情報



投稿者:こぎつね
基本情報
タイトル 能 碇潜
タグ *能楽普及活動中
コメント 読み方は、いかりかづき です。
森の住人・光合成が出来る方よりのリクエスト。



平家物語、壇ノ浦の入水の場面の平知盛さん


源平の争い。安徳天皇、二位尼らが壇ノ浦で追い詰められて入水した後、平家滅亡を見届けた知盛は鎧2枚に兜2つ、さらには船の碇をかついで、「見るべき程の事をば見つ。今はただ自害せん」といって海に飛び込んだそうです



かーっこいー

けど、実は平家物語には知盛さん碇かついだなんて書いてないのですよねー
それから舞台では長刀での立ち回りも見所ですが、これも平家物語では知盛はそんな勇猛なキャラではないようです。
碇をかついで飛び込んだのは平経盛と教盛、長刀でばったばったしてたのは平教径だそうな

ネットで調べていますと、このシテ(知盛)は知盛という個人のキャラクターではなく、入水した平家一門の集約なのではないか みたいな事を書いてあるものがあり、なるほどーと思いました。



この曲は観た事がないので、描くために装束小道具を調べたのですが、どうやら碇を実際に持たず、扇を持って舞うのが通常の演出のようでちょっとびっくりでした。

でもやっぱり絵にするなら碇付きでしょ!


PS.烏帽子の折り方は、左が源氏で右が平氏なんだよーって聞いた事を、絵を描いている時思い出した。
iコード i75503 掲載日 2013年 05月 22日 (水) 23時 08分 26秒
ジャンル イラスト 形式 JPG 画像サイズ 837×1044
ファイルサイズ 226,165 byte

◆この画像のURL
◆この画像のトラックバックURL

以下のURLを貼り付けることで、ブログや自身のホームページで画像を共有することができます。





Gamma版につき現在、評価/コメント機能はありません。機能はユーザの意見を参考に随時追加します。
Gamma version.This site is Japanese only.

-みてみん(Mitemin)-